パリオリンピック女子に
昨年2023年の世界選手権で性別適格性検査に合格できず、失格となった
イマネ・ケリフ選手(アルジェリア代表)が
女子ボクシングで出場する
とニュースになり、さまざまな意見が飛び交っています。
過去にも女子選手として出場していた?
こちらについて紹介していきます。
イマネ・ケリフ選手とはどんな人?
パリオリンピック女子ボクシング アルジェリア代表
1999年5月2日生(26歳)
身長:178cm
昨年の世界選手権で、性別適格性検査で
染色体検査でXY(男性)が出て、合格できず失格となった。
多様性を標榜するパリ・オリンピックで
トランスジェンダー選手ケリフ・イマネ(青)と対峙させられ敗北した女性ボクサー(赤)。
抗議の声をあげようものなら罰せられる。
可哀想でたまらない。
pic.twitter.com/ny8wtaiAqX— 不変哲 🦥 (@fuhentetsu) July 31, 2024
イマネ・ケリフ選手の経歴は?
東京オリンピック出場
世界選手権2022
アフリカ選手権2022
地中海競技大会2022
過去にも女子選手として出場していた?
国際ボクシング協会(IBA)は男性染色体XYを持っていることから、女子としての出場は失格となりましたが、
オリンピックはIOCが運営しているため、
失格の条件が異なるようです。
国際ボクシング協会(IBA)はロシアの国営ガス企業から資金支援を受けており、会長もロシア人務めている。ロシアは性的寛容性が低い
IOCは寛容性を強調しているという背景があるようです。。。
翻訳
『開会式での悪魔的なパフォーマンスが十分ではなかったかのように、五輪では、意識を失わせる目的で女の顔を殴る男が称賛されている
イマネ・ケリフは五輪で女性と戦う2人の男性ボクサーのうちの1人です。ひとりの女性が死に追いやられつつあります』
これがスポーツなの?
女性の権利は? https://t.co/taHBJxZw7T— いっしー (@isshyisshy) July 31, 2024
東京オリンピックも女子で出場していた!
東京オリンピックでも女子として出場していたんですね。その時はこれほどまでに話題になっていなかったのはなぜなのでしょうか?
東京オリンピックは2021年(OC運営)
昨年2023年の世界選手権(IBA運営)で、性別適格性検査に合格できず、失格となった
ことと、
イマネケリフ選手と初戦戦うことになったイタリアのアンジェラ・カリニ選手が開始30秒以内に顔面パンチを受け棄権した
ということが大きく影響しているようです。
染色体的に男性なら、体力や筋力の差があり
対戦相手は不利ではないかと思うのですが
どんな戦いになるか、注目が集まりそうですね。
【追記】
メダル確定しているようですね。
IOCとIBAのルールの中で、見解が分かれているようです。
選手本人にとっても、相手選手にとっても
納得のいく公平な形で、ルールが決められていくことが求められていますね。
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